人工芝を業者に依頼した場合の金額は?
2023.12.02
前回につづいて人工芝施工を業者に頼むとうい視点からコラムを書いていますが、
今回は「じゃあ実際に業者に依頼した場合っていくらくらいかかるの?」ということを深堀りしていきたいと思います。
人工芝業界の相場は?
試しにGoogleで「人工芝 施工 価格」のキーワードで調べてみると、いろいろな情報がでてきます。
1平米あたり1,500円~4,000円と書いているサイトもあれば、12,000~15,000円と書いているサイトなど…
京の芝ではお客様に質問された場合は1平米10,000円前後とお答えしています。
ではそもそも、この金額にはなにが含まれているのでしょうか?
人工芝の施工にかかるものは3つ
まず人工芝の施工にかかってくる金額は大きくわけて3つあります。
1つ目が、人工芝そのものの値段
2つ目が、材料費
3つ目が、施工費(工賃)です。
材料費とは、
- 整地する際に使用する下地材
- 防草シート
- 芝を固定するための釘や接着剤など
がこれにあたります。
人工芝の平米単価のみを載せていることもあるので、実際に施工を依頼する場合はどれくらいかかるのか?という点に注意するのがよいでしょう。
人工芝、材料費、施工費それぞれの相場は?
この項目では、それぞれの相場をみていきたいと思います。
人工芝の相場
京の芝では、人工芝のそのものの相場は「3,000~7,000円/㎡」とお伝えしています。
これは施工を業者に頼んだ場合の相場になります。(ホームセンターなどで買ってくるものとは別)
幅があるのはもちろんその質によるとこが大きいですが、ゴルフ用やスポーツ用などの用途によっても大きく変わってきます。スポーツ用は耐久性や耐摩耗性が景観用よりも優れているので、値段が高くなることが多いです。
この相場から大きく外れる場合は、たとえ業者に依頼した場合であってもホームセンターなどの安い芝を使っていることが多いのサンプル請求できるようであれば実際に見て触って確認するのが一番だと思います。
材料費の相場
材料費(副資材)の相場は「500~1500円/㎡」です。
施工する場所の下地によって金額が変わってきます。
京の芝では、天然芝や土、砂利など整地が必要な現場では、
オリジナルの下地材(砂やセメントなどを混ぜたもの)を追加して整地をしていきます。
また地盤がゆるいところではRC砕石を追加して地盤をしめていくので、現場ごとに必要なものが変わっていきます。
さらに下地が土などの場合は、防草シートも必須になってきます。
固定方法は、ジョイント(芝のつなぎ目)部分は接着剤、外周まわりなどを釘で固定していきます。
またジョイント部分にはターポリンシートというテントなどで使用されている伸び縮みしない布を使って固定します。
これをすることで、夏場など温度によって芝が伸び縮みするのを防ぎ、ジョイントが目立つのを防ぎます。
業者によっては飛ばされることの多い工程ですが、とても重要なので京の芝では必須で行わせていただいています。
ベランダなどに貼り付けの場合は、防草シートや釘などは用いず、接着剤のみで貼り付けとなります。
施工費の相場
施工費用の相場は「3,000~5,000円/㎡」となっています。
やはり天然芝や雑草が生い茂っているような現場では、天然芝・雑草の除去など工程も増えるので
施工費がやや高めになることが多いです。
まとめ
今回は業者に頼んだ場合の人工芝の施工費用についてお話ししました。
安いものが悪くて、高いものがいいとは必ずしも言えませんが
人工芝の業界はまだまだ「安かろうは悪かろう」であること多いのが現実です。
実際に業者に見積もりを依頼した際には、まず項目ごとに費用が書かれているのか
その項目がとりわけ高いのかまたは安いのかを確認し、
なぜそのような価格設定になっているのか確認し、納得できるかどうかが最も重要かと思います。
「安いところで施工してもらったけど、結局別の業者で引き直した…」などというお客様も少なくありません。
皆様が後悔なく、快適・ハッピーな人工芝のある暮らしをゲットできますように!
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